リピーター多数。
サウナーに愛される湯どころ。

定山渓温泉 ホテル鹿の湯

  • 札幌市

サウナーを中心にリピーターの利用が多くなっているという〈鹿の湯〉。豊平川の水を使った水風呂や渓流沿いの外気浴スペースなど、オリジナリティあふれる設備となっています。湯上がり後も卓球やスイーツなどを楽しめる新設のサロンがあり、さまざまな角度から温泉とサウナを満喫できます。

〈鹿の湯〉の本間篤さんにサウナの魅力を教えていただきました。

初心者からサウナーまで楽しめる。

老舗の温泉宿〈鹿の湯〉が大浴場をリニューアルしたのは2022年のこと。サウナブームに乗って、サウナ設備中心に大幅な改装を行いました。すると「鹿の湯のサウナが良い」と口コミで広がり、札幌圏を中心にリピーターが増えているそう。日帰りの入浴客が200名を超えることもあるほどの人気ぶりです。サウナに行き慣れたサウナーはもちろん、初心者でも試しやすい造りになっています。

サウナはスタジアム型、サークル型の2タイプ。朝と夜で男女入れ替えとなります。スタジアム型は階段が4段あり、一番上は猛者のための場所。初心者は一番下の段から試しましょう。ロウリュはフィンランド式の「ikiストーブ」を使ったオートタイプ。20分に一度、自動で水が流れます。照明やBGMが雰囲気を作り出しています。水風呂は温度帯が異なる2種類。いずれもひんやりとした豊平川の水を使っています。外気浴スペースは渓流沿いに設置。川のせせらぎに耳を澄ませて、景色を望むことができます。チェアの数が多いのもうれしいところ。夜には渓流がライトアップされますし、朝に大自然を感じながら入るのもおすすめです。

そして温泉も忘れてはなりません。野生の鹿が傷を癒やすために入っていたことから、〈鹿の湯〉と名付けられた歴史のある湯です。温泉から出てもしばらくはポカポカとする温かさで、しっかりと温まりました。

湯上り後も極楽体験。

温泉とサウナをじっくり楽しんだら、〈鹿のSALON〉へ。こちらも新しく作られたラウンジで、湯上がりに娯楽を体験できるようになっています。昔ながらの「ソーダフロート」や、鹿の角に見立てたチョコレートが付いている「パフェ」、「ソフトクリーム」、アルコールメニューも。卓球台やボードゲームなどがあり、頭と身体を使ってリフレッシュできます。童心に帰って過ごせそうです。温泉、サウナ、ラウンジとさまざまな楽しみが集まっている〈鹿の湯〉。サウナーを中心に多くの人の心を掴む理由がよくわかりました。

定山渓温泉 ホテル鹿の湯

住所
〒061-2303
札幌市南区定山渓温泉西3-32
電話番号
011-598-2311
営業時間
日帰りの場合/13:00~21:00(20:00受付終了)
※月・木曜は16:00~
※曜日・混雑状況で営業時間が変動になる場合がございます。
料金
日帰り利用料金/大人1500円、小学生750円
公式サイト

執筆スタッフ

猿渡亜美

帯広市の隣、芽室町出身。日高山脈・剣山のふもとで育ちました。学生時代は歴史学を専攻。特に明治、大正、昭和の時代を好み、古い建物や道具、当時の暮らしなどに関心があります。

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