定山渓の王道スイーツ。

坂ノ上の最中/雨ノ日と雪ノ日/ハレとケ洋菓子店

  • 札幌市

ここ数年、定山渓で相次いでスイーツが話題になっています。その中心に存在するのが〈坂ノ上の最中〉や山ノ風マチ。特に〈山の風のマチ〉は気軽に行けるマチとして、さまざまな店が集まっています。チェックイン前やチェックアウト後はもちろん、日中にふらりと訪れても楽しい、定山渓の魅力が詰まっています。

最中の皮、ムース、フィナンシェ。絶妙なバランスが生んだ新しさ。

つるんとした丸いフォルム。手のひらサイズで可愛らしい。上は最中の皮、下はフィナンシェにムースが挟まれています。ギュッとつぶすのはもったいないけれど、勇気を出して一思いに。頬張ると口の中で幸せが広がります。ムースが主役なので、さっぱりと上品な味に仕上がっています。最中のサクサク感との相性がたまりませんし、後からじんわりとしっとりしたフィナンシェのおいしさを感じられます。最中の皮、ムース、フィナンシェの3つのバランスがちょうど良いのです。「キャラメルポワール」、「いちご」、「モンブラン」、「クリームチーズと酒粕」といった定番の種類のほかに、時季限定のフレーバーも。イートインスペースには、畳が敷かれた場所もあり、和の雰囲気でお茶と一緒にいただくのも良いでしょう。

坂ノ上の最中

住所札幌市南区定山渓温泉西3丁目105番地 定山渓第一寶亭留翠山亭内1階
電話番号011-598-2142
営業時間10:00~14:30(売り切れ次第終了)
定休日無休
Instagram@sakanouenomonaka

果物や野菜をふんだんに。素材の力を引き出すジェラート。

2018年にオープンして以来、人気店として観光客が絶えないお店。ジェラートには美瑛産のジャージー牛乳を使用。定山渓の果樹園の果物や、自社菜園で採れた野菜を使ったフレーバーも。着色料や保存料は入っていないところもポイントです。また、雨や雪が降っていると、黒豆茶が無料になったり、フレーバーを1つ追加できたりするそう。雨や雪の日は、大きな窓から外を眺めながらゆったりとジェラートを味わうもよし、天気の良い日はテイクアウトして森の中で楽しむも良し。身体にスッと溶け込むような、自然で優しい味わいに癒やされて。

雨ノ日と雪ノ日

住所札幌市南区定山渓温泉西2-41
電話番号011-596-9131
営業時間10:00~18:00(ピザL.O.17:30)
定休日木曜
URLhttps://www.amenohito.com/yuki/

あの人にもおすそ分けしたいサブレ。

ケーキやシュークリーム、エクレアなどが並ぶ洋菓子店。定番は定山渓にある標高598メートルの「朝日岳」の形をイメージして作られた「598」。北海道産小麦と発酵バター、ゲランド塩といったシンプルな素材を使っています。甘さは控えめで、何枚でも食べられそうな軽さです。同じ形をしたサブレ2枚の間にクリームを挟んだ「生サブレ598」もおすすめ。クリームのおかげでしっとりとしていて、サブレがよりおいしいのです。
入口にある、たくさんの引き出しがついた棚には、メッセージ付きのショップカードが入っています。引き出し毎に異なるメッセージが入っており、用途に合わせて持ち帰ることができます。お土産を渡す相手の表情を思い浮かべながら、選びたいものですね。

ハレとケ洋菓子店

住所札幌市南区定山渓温泉西2丁目2 風マチビルヂング1階
営業時間10:00~17:00
定休日無休
URLhttps://yamanokazemachi.com/shop/haretoke/

坂ノ上の最中/雨ノ日と雪ノ日/ハレとケ洋菓子店

執筆スタッフ

猿渡亜美

帯広市の隣、芽室町出身。日高山脈・剣山のふもとで育ちました。学生時代は歴史学を専攻。特に明治、大正、昭和の時代を好み、古い建物や道具、当時の暮らしなどに関心があります。

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