サウナブームを牽引する
十勝・帯広。
ひまわり温泉/森のスパリゾート 北海道ホテル/5737 コンナサウナ
- 帯広市
ここ数年で一気に盛り上がりを見せてきたサウナ界隈。北海道におけるそのブームを牽引する存在が、なんといってもここ、十勝・帯広です。雄大な自然環境を活かした個性あふれるサウナ施設が増えていることに加え、ヴィヒタ用の白樺やロウリュ用の天然石、サウナハット用の羊毛など、素材が豊かであることも人気の一因となっているようです。
〈ひまわり温泉〉
十勝で唯一熱波師が在籍する、ザ・ローカルサウナ。
〈ひまわり温泉〉は地元住民に長く愛されてきた、住宅街の中にある温泉施設です。しかしここ数年でサウナーから注目される施設に。それは、セルフロウリュができる本格フィンランド式のサウナ室や、在籍する個性豊かな熱波師のパフォーマンスの魅力によるもの。サウナ室のベンチは10名以上が座れるほど広く、白樺の切り株を施した壁にはロウリュならぬ「ウォーリュ」も可能。水風呂と外気浴で身体をスッキリさせてから、モール泉の露天風呂で再度温まるというのも堪りません。「個性豊か」を通り越した「クセが強すぎ」な熱波師に出会うため、遠方からわざわざ訪れる人も少なくありません。
ひまわり温泉
住所 | 帯広市西11条南32丁目7-2 |
電話番号 | 0155-48-4238 |
営業時間 | 11:00~23:00(土日は23:30まで) |
定休日 | 無休 |
URL | http://himawari-morinosato.com/ |
利用料金 | 大人490円 小学生150円 幼児80円 |
〈森のスパリゾート 北海道ホテル〉
上質なモール泉と、本格フィンランド式サウナでととのう。
〈北海道ホテル〉は、十勝でいち早くフィンランド式サウナを取り入れたことで知られています。間接照明でほどよい明るさに保たれたサウナ室は、さながら瞑想のための空間。ロウリュによる蒸気でサウナ室は常にしっとりと湿度が保たれ、体感温度は高めですが、座面が3段あるので、高さによって好みの温度で温まれます。どっさりと積まれたサウナストーンは十勝の「麦飯石」。水風呂は国土交通省が行っている「全国一級河川の水質現況」という調査で過去8回日本一に選ばれた札内川の伏流水を使用。やわらかな肌ざわりの水です。ホテルのショップにはタオルやサウナハットなどグッズも充実しているので、是非立ち寄りたいところです。ちなみに男性サウナ室にある木彫りの熊にモール温泉をロウリュすることを「ガオーリュ」と呼ぶとか。
森のスパリゾート 北海道ホテル
住所 | 帯広市西7条南19丁目1 |
電話番号 | 0155-21-0003 |
営業時間 | 5:30~9:00、14:00~21:00(日帰り入浴) |
定休日 | 無休 |
URL | https://www.hokkaidohotel.co.jp/ |
利用料金 | 大人2,000円 小学生以下500円 |
〈5737 コンナサウナ〉
工務店がつくる、新感覚コンテナ型サウナ。
「サウナだけに集中したい!」「サウナにこだわって楽しみたい!」という人におすすめなのがここ。広い敷地の中に12基のコンテナサウナと水風呂、外気浴スペースが配置されているという、北海道内でも有数の規模のアウトドアサウナ施設です。水着着用で入れる男女共用のコンテナが6基に、貸し切り用のコンテナが4基、そしてイベント等で使用できる離れが2基。オリジナルTシャツやサウナハット、ドリンクやサ飯など、サウナ周辺グッズも充実しているため、旅の途中の立ち寄りスポットにしてはちょっともったいないくらい。ここを目的地にして贅沢に時間を使うのがおすすめです。
5737 コンナサウナ
住所 | 帯広市西17条南6丁目1-5 |
電話番号 | 0155-66-7807 |
営業時間 | サウナ 11:00~23:00(最終受付22:00) 飲食 11:00~22:00(L.O.21:30) |
定休日 | 毎月第3木曜、年末年始 |
URL | https://5737.jp/ |
利用料金 | 大人3,000円、高校生2,500円、中学生2,000円、小学生1,000円 |
ひまわり温泉/森のスパリゾート 北海道ホテル/5737 コンナサウナ
執筆スタッフ
- 片山静香
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帯広市出身。手仕事(クラフト)の取材が大好き。趣味で白樺樹皮のカゴ編みや木彫り熊制作などを楽しんでいます。3児の母として子連れで行けるお店の情報にもアンテナを張っています。