日高山脈のふもとで
!キャンプ体験記。
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
- 帯広市
十勝エリアには、各市町村それぞれにロケーション抜群なキャンプ場が点在しています。市街地と思われがちな帯広市内でも、少し車を走らせるだけであっという間に森の中へ。いくつもある魅力的なキャンプ場の中でも特に、初心者からベテランキャンパーまで楽しめる〈スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド〉で、日高山脈の恵みを感じるキャンプ体験を。
〈スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド〉
市街地から車で30分で、鬱蒼とした森の中へ。
帯広市の南側に位置する〈スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド〉は、市街地から車で30分ほど走ったところにあります。比較的アクセスに便利な立地でありながら、周囲に広がる自然環境のすばらしさは地元民でも毎回感動を覚えるほど。日高山脈を水源とする美しい清流が流れ、「鬱蒼」という言葉が似あう深い森に囲まれてのキャンプ体験。キャンプ場のそばにある高台に登れば、雄大な十勝の畑作風景を見渡すこともできます。市街地のすぐそばで自然への畏怖や感動をリアルに体感できるのは、十勝エリアならではの贅沢です。
初心者でも、冬でも楽しめる、みんなのキャンプ場。
特徴は、初心者でも気軽に訪れることができる「手ぶらCAMPプラン」や「住箱宿泊プラン」があるところと、オールシーズンキャンプが楽しめるところ。スノーピークが建築家の隈研吾氏と共同開発した「住箱」は、快適な住居のようなトレーラーハウスで、小さな子どもがいるファミリーや、冬キャンプ初心者のデビュー泊にもぴったり。除雪道具の無料レンタルなど北海道ならではの気遣いも、不慣れな旅行者にとってはうれしいところです。敷地内にある直営店でギアを買い足したり、スタッフにフィールドをより深く楽しむポイントを尋ねたりするのも楽しい時間です。
焚き火の炎と、十勝の「おいしい」を味わう。
キャンプの楽しみの一つといえば、焚き火。このキャンプ場では、直火は禁止ですが、脚付きの焚き火台はOK。日中に十勝の自然を楽しむアクティビティをたっぷり満喫した後に、焚き火の準備をしながら午後の明るい時間帯からバーベキュー。牛肉はもちろん、羊肉や鹿肉など、このエリアでしか手に入らない新鮮でうま味たっぷりのお肉や野菜がたくさんあるので、近隣の道の駅や直売所には必ず訪れたいところ。さらに時間をゆったり使うなら、バーベキューの網の横でコーヒー豆を焼いてみるものおすすめ。オリジナルの「キャンプコーヒー」は、思わず究めたくなってしまうほど奥深い世界です。気がつけば日がとっぷりと暮れ、頭上には満天の星空が広がっていることでしょう。
スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド
- 電話番号
- 0155-60-2000
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 7〜8月を除き水曜定休
執筆スタッフ
- 片山静香
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帯広市出身。手仕事(クラフト)の取材が大好き。趣味で白樺樹皮のカゴ編みや木彫り熊制作などを楽しんでいます。3児の母として子連れで行けるお店の情報にもアンテナを張っています。