漁師町の歴史を感じながら、
地元民になったつもりで。

炉端焼き

  • 釧路市

釧路の食文化のひとつ、炉端焼き(ろばた)は、新鮮な魚介類や魚などを網に乗せて炭火で焼き上げて提供する食事のスタイル。客の目の前で焼き、そのまま長いヘラなどで渡されるのが特徴ですが、最近では、炭火が用意されたボックス席で、セルフサービスで焼いて食べる形も増えています。かつては囲炉裏の端(炉端)で焼いたことから、この名前が付いたようです。小さな店が多いので、最初はちょっと入りづらさを感じるかもしれませんが、店主も常連客も気さくな人が多いので、きっとすぐに打ち解けられるはず。地元民になったつもりで、ひととき漁師町の空気に酔いしれましょう。

夕飯は、魚のプロの確かな目利きにお任せ。

かつて漁師をしていたという、魚のプロが営む炉端焼きの店がこちら。店主の吉川敏明さんは、20年ほど前、小型船の底引き漁で広尾から根室までの広域を漁場としていたそうです。元々料理が大好きだったことから、50歳を機にかねてからの夢だった炉端焼きの店をオープンしました。手描きの味わい深いお品書きが掲示された店はいつも常連客で賑わいますが、カウンター以外に小上がり席もあるため、一見さんや家族連れでも訪れやすい雰囲気です。漁師が見極める良質な素材と、それを生かすシンプルな調理。地元でしか味わえない特別な魚が入ることもあるので、初めての場合は旬の食材を尋ねてから注文するのがおすすめです。

炉ばた かねきち

住所釧路市幸町7-2
電話番号0154-23-4530
営業時間17:00~23:30
定休日日曜

家族連れにおすすめ、気軽に豪華な海の幸。

炉端焼きというと、酒のつまみに楽しむ夜の食事というイメージがあります。しかし、鮭番屋はそんな印象とは対極。朝から昼間のみオープンしているテント小屋で、家族みんなで炭火を囲むのが楽しいお店です。営むのは、地元で50年以上続く鮭問屋の阿部商店。問屋として確かな素材を仕入れ、自社で加工、販売している魚介類はどれも絶品。テント小屋の横に併設された直売所で、食材をアレコレ選んでから、いざ焼き台へ。その過程すべてがワクワクするエンターテインメントのようです。骨や皮などもパリパリに焼いて食べるなど、地元ならではの食べ方レクチャーも魅力。焼きもののほかに、イクラ丼や定食なども用意されているので、大人数で訪れても、必ずそれぞれの好みに合う一品が見つかるはずです。直売所ではお土産の購入も可能。

喰処 鮭番屋

住所釧路市浜町4-11
電話番号0154-25-0503
営業時間07:30~14:00
定休日無休
URLhttps://www.syake-banya.jp/

炉端焼き

執筆スタッフ

片山静香

生まれは帯広、現在は札幌在住。2012年から雑誌スロウの編集に携わり、2021年に編集長に就任。手仕事(クラフト)の取材が大好き。趣味で白樺樹皮のカゴ編みや木彫り熊制作などを楽しんでいます。1児の母として子連れで行けるお店の情報にもアンテナを張っています。

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